2014年1月21日火曜日

British Ordnance QF 6 Pdr Mk.IV Anti-tank Gun

 欧州戦線のジオラマ作成にあたって大きな穴ボコが空いていたのだがこれで埋まった勘定だ。

 タミヤの栄光のMMシリーズ第5弾 発売は1970年だという。ぼくはまだ10歳に満たない頃の製品だ。これの話がしたいのではない。

1 35 イギリス陸軍 6ポンド対戦車砲

 その後、ガレージキットとしては製品化されていたが、本格的なインジェクションの登場は44年ぶりと言うことになる・・・・なんという事でしょう。大英帝国の誇るべき名器の不在・・・・長かったですわ・・・・

オードナンス QF 6ポンド砲

QF-6-pounder-batey-haosef-1.jpg

種類
対戦車砲

原開発国
 イギリス

運用史

配備期間
1942–1960

オードナンス QF 6ポンド砲: Ordnance QF 6-pounder 7 cwt)とは第二次世界大戦初期にイギリスが開発した対戦車砲であり、6ポンド対戦車砲とも呼ばれる。同砲は戦車砲として第二次世界大戦中期の戦車にも搭載され、アメリカ軍M1 57mm砲として制式採用しライセンス生産を行っている。

開発
オードナンス QF 2ポンド砲が遠くないうちに陳腐化するであろうと考えたイギリス陸軍は、1938年により大口径の対戦車砲の開発を開始し、1940年には砲本体が完成したが砲架の完成は翌1941年にまでずれ込んだ。

当初はQF 2ポンド砲を随時更新していく予定であったが、フランスにおける戦いで敗北したイギリス海外派遣軍ダンケルクから撤退する際に重火器をほとんど全て放棄しており、ドイツ軍のイギリス本土上陸に備えた軍の再編成が優先された結果2ポンド砲の生産が継続され、6ポンド砲の生産開始は1941年11月、配備開始は1942年5月まで凍結された。

QF 6ポンド砲の砲架は、ごく一般的な二脚式砲脚を使用している。初期生産型の砲身長は生産性の高い43口径であったが、ドイツ戦車の装甲強化に伴って攻撃力を強化するためMk.IVからはマズルブレーキ付き50口径の砲身を使用するようになった。しかし、ティーガーI重戦車パンター中戦車には正面からでは近距離からでないと太刀打ちできなかったため更なる性能向上改修が計画されたが、極端な重量増加や性能向上効率の低さから1943年1月にはすべての計画は中止された。

QF 2ポンド砲のリトルジョン・アダプターと同様に口径を42.6mmに下げるスクイーズ・ボア・アダプター(ゲルリッヒ砲を参照)も開発されたが、実際に使用されることはなかった。その代わり、1944年からは高い装甲貫通力を持つAPDSの供給が開始された。

1943年2月にはより強力なオードナンス QF 17ポンド砲の部隊配備が開始されたが、QF 6ポンド砲も軽量であることから朝鮮戦争第二次中東戦争でも使用され、1960年に退役するまで運用が続けられた。

 

運用
イギリス軍においては、機甲師団歩兵師団の対戦車砲連隊(4個中隊で編成され、1個中隊は12門を装備)で運用されたが、後には歩兵大隊の対戦車小隊に6門を配備する方式に改められた。

1943年には、北アフリカ戦線M3 37mm砲が役に立たないことを痛感したアメリカ軍もQF 6ポンド砲をM1 57mm砲として制式採用し、おもにイタリア戦線西部戦線で使用したが終戦と同時に退役した。

イスラエル国防軍も同砲を保有しており、第一次中東戦争第二次中東戦争で使用している。

 

戦車砲として
QF 6ポンド砲は、対戦車砲としてだけでなく戦車砲としても用いられた。QF 6ポンド砲を搭載した戦車としてはクルセーダーMk.IIIキャバリエ巡航戦車セントーMk,I & Mk.IIクロムウェルMk.I~Mk.IIIラムMk.IIバレンタインMk.VIII~Mk.XチャーチルMk.III & Mk.IVが挙げられる。

戦車以外にも、AECマタドールen)トラックの荷台部分にQF 6ポンド砲をそのまま搭載したディーコン対戦車自走砲が作られた。これは175輌が作られ、北アフリカ戦線で普通のトラックに紛れて配備され、敵装甲車輌から輸送部隊を守った。

また、アメリカではM3ハーフトラックの荷台にM1 57mm砲を搭載したT48 GMCも量産された。これはイギリス軍に30輌のみが引き渡されたが、性能不足とされ、砲を撤去されM3ハーフトラックに戻されてしまった。しかしソ連軍レンドリース供与された650輌はSU-57と呼ばれ、1個大隊あたり60輌ずつ、3個大隊で独立自走砲旅団を編成し、ドニェプル渡河作戦から実戦に参加している。

スペック

  • 口径:57mm
  • 全長:2.82m
  • 全幅:m
  • 重量:1,140kg
  • 砲身長:2,451mm、43口径(Mk.II、Mk.III) / 2,850mm、50口径(Mk.IV、Mk.V、M1)
  • 仰俯角:-°~+15°
  • 左右旋回角:90°
  • 運用要員:6名
  • 発射速度:発/分(最大)
  • 射程距離:4,600m
  • 運用期間:1942年~1960年
  • 生産総数:門

 ということで、ボークス本店にあったリッチの6ポンド買いました。

IMG_5144

British Ordnance QF 6 Pdr Mk.IV Anti-tank Gun

リッチモデル 1/35 RC35018 英・QF6ポンド対戦車砲Mk.IV 57ミリ・金属砲身

アクセサリ RCA3509 1/35 米英・57ミリ&6ポンド砲用砲弾セット4タイプ各4個好評発売中!¥2,730

かくも長き不在にもかかわらず、なんと言うことでしょう!

本年に入って一挙に3メーカーの競作と相成りました。

本日は、たまたまリッチのものしか手に入りませんでしたが、

あとAFVClubからも発売済み。当然、取り寄せを入れました。

60933

イギリス 6ポンド対戦車砲Mk.4
メーカー:AFVクラブ
スケール:1/35
希望小売価格:¥3,150

 

 これのアナウンスが一番早かったように思うんですけどね・・・・もちろん予約済み。1月入荷予定です。

ブロンコ 1/35 CB35168
英QF6ポンド対戦車砲Mk.IV-空輸軽量型+英降下兵4体

¥5,040

 

 45年に及ぶ不在の後にどうしてなんでしょうねぇ・・・三者競作。それにみんなMk.IVです。いずれMk.II も、各種車載型も出るでしょう。

 同じく

RC35011

リッチモデル 1/35 RC35011
英・ユニバーサルキャリアMk.1型兵員輸送車乗員3体
\6,300

RV35027

リッチモデル 1/35 RC35027
英ユニバーサルキャリアMk.II型兵員輸送車
\6,825

 仙波堂のウワサによると、このあたりの大英帝国ものは版権を王室が持っていて、なかなか手が出せないと言うことだったが、これだけ揃うとホントか?と思ってしまう。

 だんだん、面子も揃ってきたし、徐々に手を動かさない言い訳にも困ってきたので、ボチボチ初めて見ますか・・・・

 ぼくは第三帝国の機械には、全くといって惹かれるものがない。なぜだかわかんないけど、モデラにとっては避けて通れないというか、今は昔の感はあるが、Allies 方面ががあまりにも貧弱な環境だったので仕方なくお付き合いしていたに過ぎない。その仕方なくという中でも、再現したいというシーンは少なからずあるというものだ。 まぁ・・・その筋のものなら誰もが知ってるあのシーンだ。その数少ないシーンも最近研究が進み、資料も出尽くし感があるのでボチボチと始めてみましょうか・・・続くかなぁ ・・・ 自信ないなぁ ・・・・ (^_^;)

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